ひげっちが好むものごと。

詩歌とボドゲを中心に書きたいことを書きます。

ごいたの戦術メモ① ~し攻めに対して先手を取る~

どうも、ひげっちです。

 

先日、第9回ごいた都道府県対抗交流能登大会に参加してきました。大会や地元の愛好会への参加を通じて、ペアの方や能登の方にダメ出しやアドバイスをいただき、気付きの多い大会となりました。

 

ごいたを本格的に始めて5年くらいが経ち、そこそこの打ち手になったつもりでいましたが、自分のごい力(ごいりょく)の見積もりを下方修正せざるを得ない結果となり、一から謙虚に勉強したくなったので、ごいたに関する戦術メモをシリーズ化していきたいと思います。

 

最初に断っておきますが、このシリーズは中級者向けになります。「ごいたって何?」や「ごいたのルールが知りたい」という方はこのブログの記事やネット検索を参考にしてください。

 

では早速、第1回のお題「し攻めに対して先手を取る」です。大会後の宿でごいたを打っていたとき、下記のような盤面がありました。

 

下家①→相方②→上家なし→自分の手番

 

実際のプレイでは、「王を切るほどではないし、ここは様子見でいいだろ」と「なし」にしてしまいましたが、終局後の検討でペアを組んでいた方から「これは王受け香をして欲しかった」と言われて確かにそうだ、と納得しました。

 

ポイントとしては、

  • 下家が「し」で打ち出している
  • 自分が「し」が0枚である=し攻めが継続したらプレイに関与できない
  • 上家が飛を「なし」としており、自分にも飛がないので、相方に飛が2枚ない限り、下家が飛を受けてし攻めが継続してしまう可能性が高い
  • 3香なので、相方が残り1枚の香を持っていれば角の40点で上がれる
  • 自分が3香と王を持っているので、相方の攻めがあまり強くないことが想像できる(飛王玉や飛香香はありえない)

というところだと思います。

 

ごいたというのは本当にケースバイケースのゲームだと思いますが、今回のポイントを一般化するなら、「自分が強いハンドを持っていて、自分にない駒で攻められているときは、相方の攻めを受けてでもプレイに関与した方がよい場面もある。」といったところでしょうか。

 

同じ盤面が出てきたら今度は王受け香を打てるようになりたいです。

 

次回は別の盤面をご紹介できたらと思います。

では。

 

 

(了)