ひげっちが好むものごと。

詩歌とボドゲを中心に書きたいことを書きます。

ごいたの戦術メモ③ ~手が弱いときは相方の話を聴く~

どうも、ひげっちです。

 

来週末は全日本ごいた大会ですね。私は今回参加できませんが、参加される方々は頑張っていただきたいです。

 

ごいたの魅力の一つは、ペアによる協力ゲームという点だと思います。自分の手が弱くても相方が強かったり、その逆のケースがあるのも面白いところです。

 

今回は、第3回「手が弱いときは相方の話を聴く」です。盤面をどうぞ。

 

自分①(横向きの「し」は伏駒)→下家なし→相方なし→上家②→自分の手番

 

いわゆる「はっちょう」気味の配駒で、大駒の飛から打ち出しましたが、上家に受けられて、金で攻められているケースです。こういう時、金を受けて馬や「し」を打つこともできますが、どちらも攻め駒としてはかなり弱く、十中八九、相手方に手を入れてしまうことになりそうです。

 

このケースでは、上家の金を「なし」とするのも有力な選択肢になります。相方が金を受けられれば、相方の一打目の攻めを見てから、自分の2打目以降の攻めを考えることができるからです。

 

例えば、相方が金受け馬としてくれれば、次に自分の手番になった時にかかりごたえの馬を打つことができます。あるいは、相方が金受けからの3香なんて可能性もゼロではありません。

 

ただし、上家の金が2打目や3打目だったケースや、席順の都合で飛受け金をしたのが上家ではなく下家だったケースは、相方は金を受けられない(あるいは持っているけど受けなかった)という情報が出た状態になりますので、また話が変わってきます。

 

自分が一巡でも進んでいると、受けられる駒は何でも受けて、「イケイケドンドン」になりやすいですが、苦しい駒を打つくらいなら一呼吸置いて相方の話を聴くことも大事な場面は多いです。

 

ではまた。

 

 

(了)