どうも、ひげっちです。
2023年になってだいぶ経ってしまいましたが、
昨年の自分的ベストコンテンツを記録に残しておきます。
音楽・曲
NICE DREAM/サイプレス上野とロベルト吉野
サイプレス上野とロベルト吉野は神奈川県出身の2人組ヒップホップユニット。地元が近いということもあり、10年ほど前に地域のタウン誌で紹介されていたのをきっかけに聴くようになった。彼らの自虐やユーモア、サービス精神に溢れた人間臭い音楽が以前から好きだったが、この曲はSTUTSさんが参加していることもあり、叙情的なメロディーと、カラッとした諦念と無力感と微かな希望が矛盾なく同居する歌詞が魅力的だ。
とっくに何かが終わっている世界で、それでも自分と世界との折り合いを付けてサバイブするためのサウンドトラックとして、本作はとても2022年の自分にフィットしていた感覚だ。とくにサビの以下のフレーズはお守りのように何度も脳内でリフレインしていた。
まだ見なけりゃいけない世界は広く
途絶えないストーリー勝手に続く
人よりも先に自分から狂う
普通じゃない事それが普通
NICE DREAM/サイプレス上野とロベルト吉野
音楽・アルバム
HOWL/ROTH BART BARON
2022年はアルバムが非常に豊作な一年だったと思う。藤井風『LOVE ALL SERVE ALL』、中村佳穂『NIA』、奇妙礼太郎『たまらない予感』、syrup16g『Les Mise blue』、ELLEGARDEN『The End of Yesterday』などをよく聴いていた。
数ある名盤の中で本作を選んだのは、好みの問題はあるが、2018年の『HEX』以降、相当なクオリティのアルバムを年1回のペースで発表し続けている継続性、さらにアルバムごとにバンドのハイスコアを更新し続けている成長力に拠るところが大きい。幸い今年は彼らのライブやフェスに足を運ぶことができたが、生演奏の破壊力も相当のもの。チケットがあっさり取れてしまうことに拍子抜けするほどだ。もうそろそろ、時代が彼らのヤバさに本格的に気付かないともったいないとさえ感じる。
映画
トップガン マーヴェリック/ジョセフ・コシンスキー監督
今年はあまり映画館に行けなかった一年だったが、その中でもぶっちぎりの映画体験をさせてくれたのがこの映画。とにかく全編にわたって気持ちの良いシーンばかりであっという間に時間が過ぎる。娯楽作とはかくあるべき、と思わせてくれた。あとトム・クルーズはいくつになってもトム・クルーズ。かっこいい。以上。
今年もたくさんの大好きなものと出会えますように!
(了)