1月19日(土)に、石川県能登町で行われた
「平成31年 新春ごいた大会」に参加してきました。
今日はその時のことを書こうと思います。
大会に出場するまで
能登では隔月の奇数月に大会が行われています(年6回)。
私が出場したのは、今年最初の能登での大会である、
新春ごいた大会です。
まずは、大会出場に至った経緯から。
ごいたを本格的に始めてからまだ2年足らずの若輩者ですが、
ご縁があって、昨年、能登ごいた保存会神奈川支部へ加入させていただきました。
これがきっかけで、第1回横浜ごいた大会の運営に携わるとともに、
大会にも出場し、ごいた関係の知り合いが飛躍的に増えました。
そこで知り合ったごいた仲間から口々に聞かされたのが
以下のような言葉です。
「ごいたが強くなりたいなら能登に行くべき」
「能登マジ半端ない」
はじめは、「能登行きたいけど遠いなあ」「ブリ好きだけど冬は寒そうだなあ」
とか思ってた私ですが、ごいた界隈の人のTwitterが2ヶ月に一回、
大会の話題で盛り上がったり、能登グルメ自慢大会状態になっているのを見て、
シンプルに羨ましくなって、大会出場を決めました。
「ごいたへの真剣な気持ち」 と 「寒ブリ食べたい」 が
割合的には5:5ぐらいだったと思います。
空港にて
そんなわけで、1月19日(土)、ワクワクしすぎて朝4時に目が覚めるという、
遠足前の小学生みたいなテンションで羽田空港に向かいました。
早く起きたせいで、集合時間の1時間前くらいに空港に着いてしまいました。
するとそこには、すでに今回の旅行を共にする、ごいた仲間の方々が。
着いて早々、「ひげっちさん、打つ?」と聞かれました。
ごいたは小さい駒を使うゲームなので、極端な話、
テーブルと駒と人間が四人いれば、どこでもできてしまうのです。
行き交う人の目が若干気になりましたが、私ももはや立派なごいた中毒者なので、
喜んでお誘いに乗り、空港ごいたを満喫しました。
持て余してしまいがちな出発までの待ち時間も、
ごいたのおかげであっという間に感じました。
まずは聖地巡礼
羽田から一時間くらいで、のと里山空港へ到着。
空港には宿のマイクロバスがお迎えに来てくれていました。
まずは、去年出来たばかりの「ごいたモニュメント」へ。
巷の噂では、このモニュメントに触ると、
「ごいた士」にクラスチェンジできるとのこと。
早速みんなでペタペタ触り、記念撮影しました。
モニュメントには、ごいたについての模範的な説明文が書いてありました。
モニュメントの近くには、 ごいた関係の資料の閲覧や、ごいたを打てる
「ごいたの館」がありました。
中には、ごいた関連の書籍や、ごいた打ちの番付表、駒・ごい牌・マグネットごいたなどの見本が置いてあり、興味深く拝見しました。
この後は、宿である能登うしつ荘へ。
「いしり貝焼き定食」なるものをいただきました。
いしるという魚醤を使って味付けした貝焼きで、美味しかったです。
いざ、決戦
腹拵えのあとは大会会場である、コンセールのとへ。
いよいよ本場の大会に出場するんだ、という緊張感が高まってきました。
大会の開始前に、能登ごいた保存会の会長より、ご挨拶が。
大会参加者は去年から倍近くに増えたとのこと。
ごいた&寒ブリのパワー、恐るべし。
大会は、毎回ペアを替えて、全部で6戦行う個人戦。
以下、各試合毎に簡単な振り返りを。
1回戦:6しや王玉が入りまくる馬鹿ヅキでよく分からんうちに勝利。ミスもあり。
2回戦:序盤リードされ、後半巻き返すも僅差で負け。
3回戦:1回戦と同じ人のペア。今度はその方がツイてて勝利。
4回戦:細かいミスだらけで、運にも見放されて大差で負け。
5回戦:とにかく手が入らない。あっさりと負け。
6回戦:本場の強い人とのペア。上手にリードしてもらって勝利。
結果、3勝3敗でした。
能登のベテランの方と打つのは、緊張するけど楽しかった!
欲を言えば、もっと上位に行きたかったけど、今の自分の実力では
妥当な結果だったのかと思います。
ごいた打ちの夜は長い
大会終了後は、うしつ荘で新年会兼懇親会。
お料理どれも美味しかったけど、スマホを部屋で充電してたので、
写真を撮り忘れました。
お腹を満たして、お風呂に入った後は、有志が集まって
プチごいた大会。
こちらは試合数の上限が無く、打てるだけ打って、
勝利数を競うというレギュレーション。
我々のペアはゆっくり打った上に、調子が悪く、
6戦やって1勝5敗とふるわず。
大会終了後は、飲み明かしたり、さらにごいたしたり、
夜遅くまで起きてた人がいた模様。
そんな人達を横目に、夜更かしが苦手な私は早々に就寝。
おやすみなさい。
おまけ・寒ブリ祭り
翌日はお待ちかねの寒ブリ祭り。
あいにくの雨でしたが、能登グルメを満喫しました。
満腹感と多幸感につつまれて、のと里山空港から羽田へ。
ご一緒した皆さん、能登の皆さん、ありがとうございました!
きっとまた行きます!